神戸垂水古民家みんなのひろば ~日々セラビィ~
珈琲コーナーに
新しい仲間がやってきました。
先日
ふと立ち寄った
陶器店。
神戸三宮のセンター街にある
陶舗「サノヤ」さん。
出会ってしまいました。
何時間でも
愛でていたい器。
美味しく贅沢な
至福のひとときを
感じてもらえたらうれしいです😊
やはり
美しいものは
心を動かしますね。
この器に出会った時、
横にあった椅子に座り込んで
しばらく眺めておりました。
この器で珈琲や紅茶を飲んでいる
自分の姿。
この器をセラビィに並べた時に
皆さんはどんな反応をするんだろう。
この器で挽きたての珈琲を飲む時
どんな時間を過ごしてもらえるんだろう。
様々なことを想像し
その姿を目に浮かばせ
その瞬間すでにこの器は
セラビィに在るものになっていました。
器と出会う時
「これ好きだなぁ」
「惹かれるなぁ」
が出発。
手に取り、
「しっくりくるなぁ」
「なんだかこのフォルム温かいなぁ」
と、その触感に温もりを感じ、
器が棚に並んでいる状況を思い描き、
「ワクワクする」
「しっくりくる」
になり、
器を手に取り
笑顔になって
使っている姿をみて(想像して)、
「うれしいなぁ」
「たのしいなぁ」
といった喜びの感情に浸る😊
そして、
これは絶対
連れて帰る💕に至ります。
ただ、今回のこの清水焼の器は、
これまでの「好き」や「しっくりくる」
といった、わくわくした感じではなく、
さらに深く時間をかけて
色、形状、模様を丁寧に感じ
作家さんが土からカタチにし
一つ一つ模様を入れていく姿を想い、
その時間や想いを感じていました。
(工程は同じなのですが💦)
民藝の柳宗悦さんからの学びは
まだまだ入口までも至っていませんが、
これまでの単なる感覚ではなく、
そこに知識を少しずつでも取り入れていきたいと
心を動かされました。
器を観た皆さんが
どのように感じられるのか
その姿をみること
お話をお聴きすることが楽しみです。
「『美』とは力」
柳さんのことばを深く理解するには
まだまだ至りませんが、
「美」を感じ、
「美」を考え、
「美」を深めたい。
私なりに
「美」を語ることができるように
なりたいと思います。